あかね台.net | 椙山神社
椙山神社

住所東京都町田市三輪町1618
御由緒 当社は「古事記」や「日本書紀」にも記されている有名な大和の國の三輪の里(現奈良県桜井市三輪町)に鎮座する大神(三輪)神社の御神体である秀麗な三輪山に、この附近の山容がよく似ているところから、元慶元年(八七七年)当地に勧請されたとの伝承がある。

御神体は不動明王が鋳出されている御鏡であて裏面に「下三輪総鎮守、寛文四年(一六六四)大吉」と刻まれている。

特に社号「椙山」はめずらしく武相地区に七十二の「杉山者」があるが、当社の椙(國字)は唯一のものである。

総氏子中により奉納された、文政二年九月吉祥日(一八一九)の銘がある鰐口と、嘉永四年(一八五一)建立の江戸時代で遺存しているものとしては、近隣にあまり例のない石造大鳥居の奉額に「椙山大明神」と記されている等、まことに古い貴重な歴史を物語っている。

昭和二十年頃までは、広い境内に樹齢五、六百年を経た杉や松の巨木がうっ蒼として椙山の社・鎮守の森そのもののたたずまいであった。

昭和四十七年荘厳華麗で精緻を極めた神殿の覆屋を改装し幣殿と拝殿を改築、参道を改修し境内を整備した。

明治末年下三輪大戸にあった大戸明神が合祀された。

祭事 八月二十八日 風水害、天災等の厄除祈願  九月二十八日 例大祭

氏子数 百二十戸(旧来は約六十戸)

昭和五十六年十一月吉日 氏子中
御祭神   日本武尊 大物主命 意富斗能地神


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