御由緒 |
合併神社 稲荷社(北谷) 杉山社(南田) 秋葉社(大久保) 春日社(向原) 杉山社(金程)
例祭日 元旦祭 一月一日 お庭草 七月十五日
年中行事 風祭 九月一日 夜宮 九月二十三日 例大祭 九月二十四日 七五三 十一月十五日
細山神明社の縁起(逆大門の由来) わが郷土の鎮守様、神明社のひらかれたのは、言伝によれば源頼朝が鎌倉幕府(一一九二年)をひらいたころといわれている。はじめ、社を東のほうに向けて建てたところが、一夜にして社殿が西向きになって居り村人が驚いて東向に直すと、又一夜にして西向になっている。こんな事が三度あって村人が不思議に思っていたある夜、名主の夢枕に神様がおたちになり「この神明社は細山村の東の端にある。東を向いて社を建ててしまっては大事なわが細山村に背を向けてしまいお前たちを守ることができない。これを西向にして村全体がみえるようにすれば、いつも氏子を守っていられる。又西の方はるか伊勢の皇大神宮のほうを向いていることが出来る。このため大門が逆になるのは一向にかまわぬ。」とお告があった。名主は夢からさめると、早速、村人を集めお告のように西向のまま神明社を鎮守として祭ったという。一般の神社は坂を登って社殿を拝するのが常であるが当社を坂を降って参拝するので人呼んで逆大門というのである。かつては境内には参拝すると乳が出るという瘤のついた大榊があった。又拝殿には多数の絵馬があり、とくに眼病平癒の向いめ絵馬、下の病や腫物のため願をかけた蛤の絵馬などが霊験のありがたきを物語っている。
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