あかね台.net | 杉山神社 (中川)
杉山神社 (中川)

住所 神奈川県横浜市都筑区中川6-1-1
御由緒 横浜市は昭和四十年二月、六大事業の一つとして「横浜国際港都建設事業 横浜北部新都市土地区画整理事業」を発表。同四十九年建設大臣の事業許可 横浜市高速三号線の免許取得。着工に至る。

杉山神社は中川町一〇八四番地から同町七五七番の元吾妻社の弥地へ五十八年十一月三十日仮社殿を設けここに鎮座し、元旦祭、大祭は此処で執行された。換地も間近く建設委員会の結成に着手 資金計画に入る。移転補償金と寄附金を念頭においたが、神社地の一部八〇坪を売却し基金とすることに結し、その承認を神社本庁に申請し、同時に社殿 社務所 鳥居等の新築 改築 移築をも承認された。

平成四年四月 中川町一一九四番地に仮換地指定され社殿は木造と結び翌六年九月竣工し 同十月十三日祭神勧請と配神遷座式を行い社務所 鳥居附属建物 植栽等の完成を待ち平成七年十月十五日遷宮式典と落慶祝賀に及ぶ。

御霊璽については杉山神社と最も由緒深いとされている和歌山県の伊太祁曽神社へ赴き親しく御分霊を受け五十猛命の霊璽を拝受し御主祁神日本武尊と並び崇め祭る。
御祭神   日本武尊 五十猛命
メモ「続日本後紀」の延喜式神名帳にある武蔵國都筑郡唯一の式内社として杉山神社(枌山神社)が記述されているが、新吉田、茅ヶ崎中央と並び、その有力候補の一社。但し、御由緒にもあるように現在の鎮座地は昭和58年に移転した土地。


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