事業概要
本地区は、横浜市緑区の北西部に位置し、JR横浜線、東急田園都市線長津田駅の北方約1.4kmにあり、地区の東側は東急こどもの国線に接し、西側は東京都町田市との県境、北側は市街化調整区域、南側は県道川崎町田線に接する58.3haの丘陵地で交通の便に恵まれた区域であります。近年の市街化区域での宅地化の傾向は本地区にも見られ、このまま放置すると無秩序な開発により混乱を引き起こす可能性がでてきた為、計画的な土地利用を図る基礎を作り、必要な公共施設の整備と宅地の利用増進を図ることを目的とする土地区画整理事業を行いました。昭和55年11月組合設立準備委員会が発足し、種々の検討を行い、昭和58年2月設立認可申請、同年7月25日設立認可を得て事業に着手しました。そして平成2年2月17日には換地処分を行い、8年余に亘る事業も平成2年8月完成し、地区は新たに「あかね台」として生まれ変わり、上下水道はもちろん、都市ガスや都市型CATVを備えた新しい町に生まれ変わりました。
コメント
昭和50年11月組合設立準備委員会が発足し、直ちに事前審査願を提出しましたが、昭和51年10月行政側の事前審査願に対する回答は事業実施を困難とする内容を含んでいました。
その調整に多くの時間が費やされたため、組合設立認可は昭和58年7月になりました。近隣公園1箇所・児童公園4箇所を含め、新たな造園工事なしに宅地として利用できる様、宅地内には宅地毎に雨水管・汚水管の施設を始め都市ガス・水道施設を引き込み、民地境界には石積施行をしています。
本地区は、横浜市緑区の北西部に位置し、JR横浜線、東急田園都市線長津田駅の北方約1.4kmにあり、地区の東側は東急こどもの国線に接し、西側は東京都町田市との県境、北側は市街化調整区域、南側は県道川崎町田線に接する58.3haの丘陵地で交通の便に恵まれた区域であります。近年の市街化区域での宅地化の傾向は本地区にも見られ、このまま放置すると無秩序な開発により混乱を引き起こす可能性がでてきた為、計画的な土地利用を図る基礎を作り、必要な公共施設の整備と宅地の利用増進を図ることを目的とする土地区画整理事業を行いました。昭和55年11月組合設立準備委員会が発足し、種々の検討を行い、昭和58年2月設立認可申請、同年7月25日設立認可を得て事業に着手しました。そして平成2年2月17日には換地処分を行い、8年余に亘る事業も平成2年8月完成し、地区は新たに「あかね台」として生まれ変わり、上下水道はもちろん、都市ガスや都市型CATVを備えた新しい町に生まれ変わりました。
所在地 | 横浜市緑区あかね台 | |||||
事業施行期間 | 昭和58年7月25日 〜 平成2年8月4日 | |||||
施行面積 | 58.26ha | 権利者数 | 293名 | 借地者数 | −名 | |
総事業費 | 18,048,341千円 | |||||
減歩率 | 公共 | 23.05% | 保留地 | 24.65% | 合算 | 47.70% |
土地利用現況 及び 土地利用計画 | ||||||
項目 | 整理前 平米 | % | 整理後 平米 | % | 備考 | |
公 共 用 地 | 道路 | 22,896 | 3.9 | 119,092 | 20.4 | |
河川・水路 | 2,635 | 0.5 | 7,272 | 1.2 | ||
公園・緑地 | − | − | 27,560 | 4.8 | ||
その他公共施設 | − | − | − | − | ||
宅 地 | 田畑・山林 | 457,550 | 78.5 | 144,335 | 24.8 | |
宅地 | 12,784 | 2.2 | 137,218 | 23.5 | ||
その他 | 7,786 | 1.4 | 9,806 | 1.7 | ||
保留地 | − | − | 137,324 | 23.6 | ||
測量増減 | 78,956 | 13.5 | − | − | ||
合計 | 582,607 | 100.0 | 582,607 | 100.0 |
コメント
昭和50年11月組合設立準備委員会が発足し、直ちに事前審査願を提出しましたが、昭和51年10月行政側の事前審査願に対する回答は事業実施を困難とする内容を含んでいました。
その調整に多くの時間が費やされたため、組合設立認可は昭和58年7月になりました。近隣公園1箇所・児童公園4箇所を含め、新たな造園工事なしに宅地として利用できる様、宅地内には宅地毎に雨水管・汚水管の施設を始め都市ガス・水道施設を引き込み、民地境界には石積施行をしています。